Hear vs. hearingの違い

よく私たちはヒアリングという言葉を使いますが、hearは使い方によって大きな誤解を招く事があります。
例えば、会議で「~がわからなかった」と、

言う場合に本来はunderstandが使われる表現に間違ってhearを使ってしまうと、「ヒアリング(聴解:聞くこと)が出来なかった」と誤解されてしまいます。

I couldn’t hear what she said. (彼女が何を言っているか聞こえなかった)
I couldn’t understand what she said. (彼女が何を言っているかわからなかった)

I couldn’t hear what she said. は、相手の声が小さい、技術的な問題(ノイズ)がある為に「聞こえない」ことを意味します。
å‹•è©ž “hear” は、「音や音声を聞く能力」を示す場合に使われます。

<例文>
I could hear the sound of the ocean from my room.
–(私の部屋から海の音が聞こえました)

The telephone connection is not good. I can’t hear you.
–(電話の接続がよくないようです。あなたの声が聞こえません。)

もし聞き取れなかったとしても、相手の言葉を「理解できなかった」時はnot understand,
「聞き逃した」場合はnot catchを使いましょう。